2016年6月9日木曜日

Cheat Engine 6.5.1 日本語パック

  • 解説: 最強のゲームチート(改造)ツール
  • 方法: インストールフォルダに上書き解凍

Download1.大(海外鯖) / 2.斧(国内鯖)
本体公式




Windows 10のフラットデザインからは浮きまくって古臭い印象になるUI

注記: Cheat Engine日本語版としてリンクが張られてる場合がありますが、これは公式にコミットしたものでは無くあくまでも私家版なので勘違いしないで下さい。また、改善点や誤訳等ありましたらいつでも報告願います(UIが分からないで短い語句のみで訳している箇所もあるので、頓珍漢な訳になっている可能性があります)。


今回の押売ソフトはLenovoREACHitというファイル検索ソフト。ローカルファイルとネット上のクラウドストレージ内のファイルをシームレスに検索できるというのが謳い文句らしいが、チャンコロ製ソフトにPC内を覗かせるなんて絶対に避けたい所なのでここは全力で拒否した方が良さそうです。
Googleで検索してみますと、正常にアンインストールできないなんて事例も散見しますので入れないに越したことはありません。

一応Lenovoも大企業という体裁を保つためか、他の同梱押しつけソフトと違い初期状態ではチェックが外れています。そのまま"Next >"ボタンを押せば大丈夫です。


本体の更新履歴
2016/05/19
修正:

  • Float値による増加/減少値走査を修正
  • 逆アセンブル/アセンブルのいくつかの(64ビット)命令を修正
  • 自動アセンブル時のトークン化の誤りを修正
  • 構造体分析ウィンドウ関連のバグ(主に自動破棄有効時に発生)をいくつか修正
  • 保存時の小さな問題を修正
  • グループ走査時のアライメント問題の処理を改善
  • 32ビット用のJavaサポートを修正

追加と変更:
  • SHA256による署名(サポートOS用)
  • IDTフックの替わりにPerfMon割込で取得する公式な方法を使用するようウルティマップを変更
  • ホットキーのそれぞれで音声を鳴らす事が出来るように変更
  • FPC 3.0/Lazarus 1.6でコンパイル(今迄は 2.7/1.1)
  • 文字列リストの検索を追加
  • PEInfoのクリップボードコピーを追加
  • いくつかの場所で誤り修正機能を追加
  • Lazarus .LFMファイルの保存/読込機能を追加

Lua:
  • 6.5で発生したLuaのいくつかの非互換性(Lua 5.1から5.3に変更したため)を修正
  • メモリ表示オブジェクト内のOnSelectionChangeコールバックプロパティを修正
  • MemoryRecordにCollapsedプロパティを追加
  • TCanResizeEventをスプリッター(Splitter)に追加
  • 未設定の場合、setBreakpointがトリガーを適切に設定しない問題を修正
  • executeCode*パラメータの引き渡しを修正
  • 未登録のフック/アドオンが内部呼び出しオブジェクトを開放せず、メモリリークしていた問題をいくつか修正
  • いくつかのtableFileを追加
  • アセンブラ命令registerAssembleを修正
  • カーネルモード(kernelmode)のallocと(非)マッピング関数を追加
  • 自動アセンブラテンプレートを簡易に追加する方式を追加
  • sendMessageを含むウィンドウ関連関数を追加
  • Xbox360コントローラーをサポートする関数を追加
  • 更にスレッド関数を追加

リリース後の修正:
  • モーダルダイアログの全面にメインフォームが表示されたり、ヘッダのリサイズ時にカーソルに張り付いたり、ツリー表示項目の選択削除の挙動が奇妙だったりするようなGUI関連の問題をいくつか正しく修正
  • ポインタ走査中にクライアントを切断する機能を追加
  • 64ビットプロセスで32ビットでアラインされたポインタに纏わるポインタ走査の問題を修正
  • Luaカスタム種別が使用された場合にスレッド内でデッドロックする問題を修正
  • ポインタ走査の復帰を修正
  • 2016/06/01: (主バグ修正) ポインタ走査の復帰とアライメントを適切に修正

2016年6月8日水曜日

StrokesPlusの日本語化について

問合せの多かった、StrokesPlusをインストールした場合の日本語化について解説します。

超初心者への説明
1. StrokesPlusを起動中であれば終了させます
2.Windows 10のデスクトップ画面左下側にあるCortanaさんをクリックして


%appdata%

と入力してEnterキーを押して下さい。


3.するとウィンドウが開かれますので、その中にあるStrokesPlusというフォルダを開きます。



4.そこに解凍したファイルの中のActionHelp.xmlLanguage.xmlを上書きコピーします。

上書きの確認が出るので ファイルを置き換える(R) を選択

StrokesPlus本体を日本語化するだけならここまでの作業で終わりです。
メインウィンドウのヘルプボタンで日本語ヘルプを表示させたい場合は更に一手間加えます。


5.再びCortanaさんをクリックして今度は

%programfiles%

と入力してEnterキーを押します。


6.Program Filesフォルダウィンドウが開きますので、その中からStrokesPlusフォルダを開いて下さい

7.そこに解凍したファイルの中にあるStrokesPlus.htmlとフォルダimagesを上書きコピーします。

このような上書き警告ダイアログが出ますので 全ての項目にこれを実行する(A) の左側にあるボックスにチェックを入れて 続行 ボタンを押して下さい。



8.これで全て完了です。StrokesPlusの世界をお楽しみ下さい。





少し詳しい解説
StrokesPlusをインストールして日本語化する場合に、Windowsに不得手な方がまず嵌まる問題が設定フォルダの場所が分からないという事です。
Windows 2000の時代からWindowsにはアプリケーションのデータを保存するための専用フォルダが用意されています。しかしながらこのフォルダは既定では隠し属性になっていて、Windowsの設定を弄るような中・上級者にならないとその存在すら知らない人が多いと思われます。ですからアプリケーションを提供する側としては極力ユーザーが直接このフォルダにアクセスすることが無いよう配慮していますが、非公式の日本語化という作業はこのフォルダに対してアクセスする機会が少なからず存在します。

このアプリケーションデータフォルダの利点としては、ユーザー専用のデータフォルダなので制限無くアクセス出来るという所にあります。端的に言えばこのフォルダに限ってはVista以降に導入されたユーザーアカウント制御(UAC)の忌々しいダイアログが出てきません。そこで設定ファイルをプログラムフォルダでは無くこのフォルダに配置することになりました。

アプリケーションデータフォルダへのパスはWindowsのバージョンによって変わったりするので面倒臭いことになっています。エクスプローラーで"コンピューター"からパスを追おうとしても、まず隠しフォルダを表示させるようにしなければ無理です。
ここでは一番簡単だと思われる環境変数を利用したアクセス方法を紹介します。


アプリケーションデータフォルダのパスは以下のようになっています:

Windows 2000/XP
C:\Documents and Settings\[ユーザーアカウント名]\Application Data

Windows Vista/7/8/10
C:\Users\[ユーザーアカウント名]\AppData\Roaming

ユーザーアカウント名が分かっていればエクスプローラーのアドレスバーにバージョンに応じたパスを直接入力してやればアプリケーションデータフォルダを開くことが出来ます。これは直接開くので隠し属性になっていようがお構いなしにフォルダを開けます。

このようにWindowsのバージョン毎にパスが変わるようでは、アプリケーション側からアクセスしようと思ったらWindowsのバージョン毎のフルパスが予め分かっていなければなりません。それではパスの仕様が変わる度にアプリケーションを改変しなければならない羽目になるので、より柔軟にアクセス出来る手段が用意されています。それが環境変数です。


環境変数を使用すれば、より簡単にアプリケーションデータフォルダを開けます。
具体的には、エクスプローラーのアドレスバーで %appdata% と入力すれば、どのバージョンのWindowsでもアプリケーションデータフォルダを開けます。




つまりエクスプローラーのアドレスバーでは%appdata%という文字列がアプリケーションデータフォルダへのフルパスとして置き換えられる訳です。
この環境変数は他にもいくつか用意されていて、例えば %HOMEPATH% (ホームパス)、%TEMP% (一時ディレクトリ)、%PROGRAMFILES(x86)% (32ビット用プログラムファイルフォルダ)等があります。興味がある人はウェブ検索等で調べてみて下さい。

日本語化の方針

手抜き日本語化はしない
 よくある「一応日本語化してみました」とメインインターフェースの目につく部分だけ日本語にするような腹立たしい手抜きの虫食い日本語化は絶対に致しません。
・日本語に出来るファイルは全て日本語にする
 ヘルプファイルやリードミーも出来れば翻訳しています。
・出来るだけ分かり易い訳にする
 実際に使ってみて、本来の機能に沿った意訳を心がけています。
・出来るだけ漢字を使う
 カタカナ言葉に直訳して接続詞や助詞で適当にでっち上げる方が簡単ですが、そんな訳だと原文のままの方が余程マシだったりします。結果的に機械翻訳調になったり中国製ソフト的な日本語のように矢鱈漢字が目立ったりしますけど我慢して頂ければ幸いです。カタカナ訳だとボタン等の部品内に収まらなかったりしますし…
・ヘルプファイルはウェブ版も用意する
 2chのような掲示板から参照できるように、ヘルプファイルはウェブで閲覧できる形でも提供するようにしています。